2006年から毎月第一、第三の火曜と土曜に彫刻教室を行ってきました。
現在は土曜の夜のクラス、午後6時~9時に1名の空きがある他は
すべてのクラスに空きがない状態です。
これから新たにレッスンを受けてみたいという方達のために、毎月第二、第四の土曜日の午後2時~5時までの週末午後クラスを新たに開くことにしました。
生徒さんが集まり次第新クラスを始めます。興味のある方は是非お問い合わせ下さい。
既存のクラスのレッスンは随時見学可能です。ホームページでレッスンのスケジュールをご確認の上、是非見学においで下さい。
レッスンの風景や、生徒さん達の作品を紹介します。
アカンサス(唐草)のレリーフを彫刻して、ウェッジウッド風の配色で塗装して、壁掛け用のフックを作りました。
彫刻も配色も美しいです。
この生徒さんは、教室で最初の課題となる彫刻入りの額縁を完成させました。この額もウェッジウッド風の配色で美しく仕上げられています。
もちろん塗装も私の指導のもと、生徒さん自身が行います。自分で彫ったものは自分で最後まで仕上げます。
額縁のディテールです。ゴシックスタイルのお花が彫られています。
この生徒さんは額縁のビーズ(玉飾り)の彫刻をしています。
この生徒さんは額縁を明るい茶色でセラックニス仕上げにしました。
仕上がって嬉しそうです。どんな塗装がしてみたいか生徒さんと相談して決めます。
レッスン風景です。この日はレッスンを振替て出席した人が2人いて、7人でのレッスンになりました。賑やかです。
この教室がスタートした時からずっとレッスンに参加して頂いている生徒さんの作品です。プロのクオリティーに全く引けを取りません。美しいです。
レベルはどんどん高くなっていきます。
リボンのレリーフに挑戦している生徒さんです。リボンの結び目を彫っています。18世紀から使われているモチーフです。
おやつが山のようにあるまったりとしたティータイムがあります。雑談がつい長くなりますが、おいしく楽しい息抜きです。
この生徒さんは猫足のダイニングチェアーを作るために、実際に使う予定の脚のサンプルを作っています。プロポーションやディテールを吟味するために作ります。本番では高価な材木を使うので、失敗のないように安い材木で充分に練習をします。
楽しそう。
この生徒さんは自由課題でフレンチスタイルの繊細な葉っぱの幾何学模様の彫刻を額縁に彫りました。額には水彩画が入るそうです。これはマホガニー風に赤茶に着色して、セラックニスで仕上げました。
この生徒さんも自由課題で、時計の文字盤を彫刻しています。アカンサスのレリーフを文字盤の縁に彫っています。完成したらセラックニスで仕上げる予定です。
額縁を彫る生徒さんと、額縁の彫刻のための練習をしている生徒さんです。木の彫刻は一度削ったものが元に戻せないという宿命があるので、常に練習をしてから本番に挑戦します。
レッスンの様子や生徒さん達の作品を紹介しました。皆さん本当に楽しそうです。
ほとんどの生徒さん達が初心者からのスタートです。経験は全く必要ありません。
興味をもたれた方は是非レッスンを実際に見てください。きっと自分でも彫ってみたくなると思います。