大変だったけど見ごたえのある修復
だいぶ前から修復していた19世紀製、フレンチの金箔仕上げのテーブルが完成しました。
結構見ごたえのあるビフォアー&アフターになりました。
お客様にも満足して頂きました。
画像を見ていきましょう。
修復前、修復後と2組の画像が続いていきます。
全体的に色が明るくなってます。金箔の表面についた汚れを地道にクリーニングして、ここまでにしました。
綿棒300本、コットンパフ3箱使って綺麗にしました。
10センチ角の金箔を60枚以上テーブルに貼りました。
割れて欠損している所には新たに材料を接着して、彫刻しなおしてます。
勿論真新しい金箔を貼ってもアンティークには見えないので、古色付けをしました。
この女性の顔はこのテーブルの装飾の核になる部分なのでしっかりと綺麗にして、古色付けはほどほどにしました。
大変な思いをして修復したのですが、終わるとすぐに忘れてしまいます。
もう忘れかけてきてます。
そうじゃないと手の込んだ製作や修復は出来ないです。
木の彫刻:2010年06月29日